BCR-ABLチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)では治療による血管毒性が報告されているが、フィラデルフィア染色体(Ph)陽性白血病患者において、経口SRC/ABLチロシンキナーゼ阻害剤であるbosutinibを投与しても治療下で起こる血管毒性の発生頻度は低く、1次治療として投与した場合、イマチニブでの発生頻度と同じであることが、2つの試験を解析して明らかになった。米University of Texas MD Anderson Cancer CenterのJorge E.Cortes氏らが、6月12日からミラノで開催されている第19回欧州血液学会(EHA2014)で発表した。
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