来年には大腸癌のRAS遺伝子変異の解析がPCRから決定まで4時間半で行えることになりそうだ。遺伝子タイプ特異的なマルチプレックスPCRと蛍光ビーズによる多項目同時測定を可能にするLuminex技術を組み合わせ、KRASエクソン2だけでなく、KRASエクソン3、4、NRASエクソン2、3、4のマイナーRAS変異も検出するMEBGEN RASKET KITが、感度、特異性とも高く変異を検出できることが明らかとなった。6月25日から28日までスペイン・バルセロナで開催された第16回World Congress on Gastrointestinal Cancer(WCGC2014)で、大阪大学の工藤敏啓氏によって発表された。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
この連載のバックナンバー
-
2014/09/01
-
-
-
-