クラスI、IIのヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)を阻害する経口剤resminostatは、日本人の固形癌患者において、最大800 mg/日までの用量で忍容性があることがフェーズ1試験で確認された。この結果から、resminostat の単剤療法では、14日を1サイクルとして1-5日目に1日1回800 mg投与することが推奨される。2014年7月17日から19日まで福岡市で開催されている第12回日本臨床腫瘍学会学術集会で、国立がん研究センター中央病院呼吸器内科(現・がん研有明病院呼吸器センター呼吸器内科)の北園聡氏が発表した。
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