製薬企業が医師に支払った講演料や原稿料などの金額が、今年から開示されるようになった。企業から医師への資金提供の流れを透明にすることを目的とした「透明性ガイドライン」に基づく情報開示の一環だ。だが、開示を嫌がる医師が講演や原稿の執筆を断るケースも出てきている。情報開示を進めるには、利益相反(COI)に対する世間の認識も変えていく必要がありそうだ。
REPORT
リポート◎製薬協「透明性ガイドライン」の開示範囲を拡大医師の原稿料、金額や個人名の開示で問題露呈講演・原稿執筆を控える動きや閲覧方法への不満も
2014/09/18
二羽 はるな=日経メディカル新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。