図1　日ごろ出席している学会で、企業協賛のランチョンセミナーなどに参加していますか？

　昨年以降、臨床研究での不正が次々と明らかになり、医師と製薬企業の関係に厳しい目が向けられている。病院によっては、MRの立ち入りや営業活動を禁止するところも出てきた。こうした中、学会で企業が弁当などを無料で提供して行っている「ランチョンセミナー」についても、是非を問う声が上がっている。

　日ごろ出席している学会でこうした企業協賛のセミナーに参加しているか、日経メディカル Onlineが医師2567人に聞いたところ、83.5％が「参加している」と答えた（図1）。「参加している」と答えた医師の割合が最も高かったのは20歳代で、92.0％が参加していた。年齢が上がるにつれ「参加していない」と答えた医師の割合が高くなった。