こんにちは、総合南東北病院外科の中山祐次郎です。
今回の「切って縫うニュース」、元放射線科医の新潟県知事が援助交際で辞職をした件を取り上げたいと思います。
はじめにちょっと近況を。
私は今、京都大学大学院で公衆衛生を学んでいます。やっと履修登録(懐かしい単語ですね)が済み、生活が落ち着いて参りました。大学院はと言えば1.5時間×3コマ以上の講義があり、大変な量をインプットする毎日。
そうですね、例えるなら
「こちらの生活一週間」=「臨床医の一年分」
くらいの感覚で知識が増えていきます。臨床医ってつい多忙で、インプットが減ってしまうじゃないですか。しかもそのインプットの中身は、「すぐに役立つ」ものがメインになってしまっていたと思います。下手したら論文のabstractさえ斜め読み。こちらでは体系的に理論から、第一線の教員によるレクチャーを受けています。
さらには、グループワークの形式による学習が結構多いことも特記すべき点です。しかも色んなグループワークがあります。先月経験したものには、
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著者プロフィール
2006年鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院外科で初期・後期研修後、同病院で大腸外科医師(非常勤)として勤務。2017年4月から総合南東北病院外科に勤務。消化器外科専門医、外科専門医、がん治療認定医、マンモグラフィー読影認定医。
連載の紹介
中山祐次郎の「切って縫うニュース」
世の中の医療・医学に関連するニュースを、若手外科医がバッサバッサと斬りまくり。でも、社会の病巣にメスを入れるだけでなく、切ったところをきちんと縫うのも外科医の仕事。だから「切って縫うニュース」。きれいに縫えるか、乞うご期待。
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