- 留学先:
- University of Washington, School of Public Health
- 留学先の場所:
- シアトル、アメリカ合衆国
- 専門:
- Health Administration (医療経営管理学)
- 留学先で取得できる学位・資格:
- Master of Health Administration
Health Administration Informatics certification - 留学先のウェブサイト:
- ・http://depts.washington.edu/mhap/
- 留学先の特徴・売り:
- このプログラムの特徴は、「医療経営」の目的を人間の健康で豊かな生活を促進するというパブリックヘルスの一部、社会的機能の遂行任務ととらえています。このような社会的機能の遂行をできるビジョンをもった強いリーダーを育てるためのカリキュラムになっています。(細かい戦略やファイナンスなどのテクニックについてはあまり深く学ぶ事はなく、経営の知識、EBM, 経済や法律など広範囲における管理部門リーダーとして経営に必要なセンスを磨くという程度です。)このため、卒業後の就職先も病院のアドミ、社会活動のリーダー、保険会社、コンサルタントなど多様にわたります。また、リーダーシップ育成の一環としての現場に働く卒業生によるメンター制度や、地元の病院でのインターンシップなども卒業必須単位となっています。
留学準備
- 願書締め切り日:
- MHA Program: Oct1- Jan 15
- MHA/MD program: Oct- Dec 1
- (MHAへの願書以外に、UW大学院への願書が別途必要。
締切日は変更になる可能性がありますので、ホームページ等でご確認ください。) - 願書以外に必要なもの(例:エッセイ・GRE・TOEFL・推薦状など):
- 履歴書
- 推薦状 3通
- エッセイ
- トランスクリプション
- GREスコア (または GMAT / MCAT / LSAT)
- TOEFL スコア: 237 (TOEFLC), 580 (TOEFL), 92(TOEFLIbt), or 7.0 (IELTS).
- 受験予備校や主なテキスト名:
- カプラン
- 準備期間:
- 私はアプリケーションの提出まで全部で1年かけて、最後の半年はアメリカに住んで準備しました。
- 留学先へ入るためのアドバイス(自身の経験から):
- アメリカの医療経営修士は、学資レベルとは違い、はっきりとした目的に添った必要スキルと知識を得る為に行く、という位置づけです。学生にもその「卒業後のイメージ」と心構えが求められます。つまり「経営に必要な事を教えてください」と受け身ではなく「ここが知りたい。このようなビジョンを実現したい」というプロアクティブな姿勢を示す事が必要です。一方で、プログラムで学ぶ事によって目的を達成する方法を見つけていく訳ですから、“HOW”についてはオープンに学ぶ姿勢も必要だと思います。最後に、特に留学生においては、プログラム側が英語の力をとても心配しているところがあると思います。ですので願書を出すだけでなく実際に訪問してファクリティーと直接話をしてみる、英語のバリアをどのように克服できるかを考えておく事も大切だと思います。
- 印象に残っているコース名:
- ・Strategic Management of Health Care Organizations
- ・Leadership and Professional Effectiveness
- ・Healthcare architecture ( at School of Architecture)
- ・Health Administration and Business Law
- ・Quality process management
- 学費(学位取得までにかかったもの):
- $60,000 (2009-2010total of 6 quarters)
- 年数(学位取得まで):
- 2年
- 奨学金など経済的援助元(もしあれば):
- 特になし
- 留学先での居住環境(寮・賃貸・家賃など):
- 賃貸アパート
- 回答者
- 工藤 美和氏(2002-2004年在学)
※「臨床+α」の詳細はこちらをご参照ください⇒http://rinsho-plus-alpha.jp/