手湿疹が現れて近医を受診するも再発を繰り返していた患者が、パッチテストによってゴム手袋が原因の接触皮膚炎だったと判明した。阪大皮膚科の清原英司氏が、2011年7月に開催された日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会で発表した。
患者は、手のかゆみで来院した60歳の女性。2010年9月に手湿疹が現れたため近医を受診し、セチリジン内服薬、クロベタゾール外用薬を処方され、いったん症状は改善したものの、再発を繰り返していた。
その後、患者は他院を受診し、ジフルコルトロンと炭化水素ゲル軟膏を外用したが、やはり再発するため、11年1月に阪大皮膚科を受診した(写真1)。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
この連載のバックナンバー
-
2011/10/24
-
2011/10/21
-
2011/10/20
-
2011/10/19
-
2011/10/04