骨粗鬆症はポピュラーな疾患になったが、一方でその臨床も著しい変貌を遂げている。「折れてから」の外科的対象疾患であったものが、「代謝を是正して骨量減少をくい止める」という内科的視点を要する疾患へと変化している。それとともに効果の高い新薬が相次いで開発され、臨床で使われ始めている。“昔取った杵柄(きねづか)”だけでは、日進月歩の骨粗鬆症の診療に当たれない時代なのだ。
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著者プロフィール
和田誠基(城西国際大学薬学部教授)●わだ せいき氏。1986年防衛医大卒後、陸上自衛隊医官として勤務。95年防衛医大指導教官、陸上自衛隊衛生学校教官。97年埼玉医大内分泌糖尿病内科講師。2004年より現職。
連載の紹介
【臨床講座】骨粗鬆症診療の最新エッセンス
骨粗鬆症の日常診療で押さえるべきポイントは? 骨と骨代謝の本質を分かりやすく解説するとともに、2006年に改訂されたガイドラインを念頭に置いた骨粗鬆症の診断、薬物療法、食事療法などの最新動向を紹介します。
この連載のバックナンバー
2007/06/07
2007/05/31
2007/05/24
2007/05/17
2007/05/10