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「外用抗真菌薬はどれも同じ効果」じゃない!

2012/07/23

 鏡検で診断ができたら、次は治療となります。水虫治療の基本は、外用抗真菌薬です。外用抗真菌薬には色々な薬剤がありますし、それぞれに複数の剤形が用意されています。しかし残念ながら、実際にはその違いをきちんと理解して使用されていることは少ないと思います。今回は、外用抗真菌薬について、丁寧に見ていきます。

著者プロフィール

常深祐一郎(東京女子医大皮膚科准教授)●つねみゆういちろう氏。1999年東大卒。東大病院と国立国際医療センター皮膚科で研修後、東大皮膚科医員、助教を経て、2014年から現職。医学博士。日本皮膚科学会認定専門医、日本医真菌学会認定専門医。

連載の紹介

【短期集中講義】水虫治療 常識のウソ
もはや国民病となった水虫。でも、まだまだ、医師や医療関係者の中にも誤解は多いようです。水虫はきちんと理解して治療すれば完治も可能です。もう一度、しっかり勉強してみましょう。なお本連載では、愛着も込めて、白癬をあえて「水虫」と称します。

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