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パンデミックに挑む

中国のH7N9型鳥インフルエンザ、感染者が20人に、上海市が半数

中国衛生計画生育委員会のリリース(ホームページで発表)

 中国衛生計画生育委員会は4月7日17時、上海市で新たに2人のH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されたことを発表した。2人とも現在も治療中。濃厚接触者が6人把握されているが、これまでのところ異常は見られていないという。

 中国では、3月31日に上海市と安徽省で3人のH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されて以降、これまでの感染者は合計20人となった。うち死亡は6人となっている。

 地域的には、上海市が10人(死亡4人)と最多で、江蘇省が6人(死亡0)、浙江省が3人(死亡2人)、安徽省が1人(死亡0)となっている(表1)。

 上海市では4月4日から4日間連続で感染例が確認されている。一方、浙江省では最新の感染者が確認されてから3日、江蘇省では2日、安徽省では1週間が経過している。

表1 中国での鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例の推移

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