大腸がんは、大腸の内側の表面にある粘膜にまず発生します。そして「浸潤」しながら大きくなり、やがて「転移」を起こします。体の中で大腸がんがどのように広がっていくのか学びましょう。
大腸がんの治療方針を決めるには、がんが体の中にどれだけ広がっているかを正確に確認する必要があります。さまざまな検査の目的とその実際について知っておきましょう。
大腸がんは、がんの進み具合によって「ステージ」に分けられ、それに応じた標準的な治療が設定されています。「標準治療」の概要とステージ別の「生存率」について学びましょう。
転移・再発を起こしたした大腸がんの治療は、病状によってさまざまです。まずは手術でがんをすべて切除できるかどうかを検討します。主な転移・再発とその治療について解説します。
病院をどう選べばよいか迷ったり、いまの治療方針でよいのか不安だったりする場合、他の医師の意見を聞くのもひとつの方法です。セカンドオピニオンを上手に活用しましょう。
大腸がんの診断・治療を適切に進めるための指針として、大腸癌研究会が作成した「大腸癌治療ガイドライン」があります。「大腸癌治療ガイドライン」について紹介します。