ポリープや早期がんでは、内視鏡治療が可能な場合があります。内視鏡治療では、お腹に傷をつけることなくがんを切り取ることができます。
内視鏡でがんを切除する方法には、(1) ポリペクトミー(2) 内視鏡的粘膜切除術(EMR)(3) 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD) の3種類があります。それぞれの方法について詳しく解説します。
内視鏡治療では、1%に満たない頻度ではありますが、一定の頻度で穿孔や出血などの合併症が起こります。治療を受ける前に合併症や治療後に気を付けることについても知っておきましょう。
がんが粘膜内にとどまっていれば基本的に内視鏡治療で完治しますが、病理検査で粘膜下層までがんが浸潤していると診断された場合、追加で手術が必要となる場合があります。どんな場合に追加手術が必要となるか、詳しく解説します。
大腸内視鏡の挿入技術、小さな大腸がんを見つける技術、高度な内視鏡治療の技術などが優れているため、日本の内視鏡医が世界各国で講演や実技指導を行っています。