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卵巣明細胞癌にパクリタキセルとカルボプラチン併用は標準治療だがイリノテカンとシスプラチン併用も選択肢に【ASCO2014】

2014/06/02
八倉巻尚子=医学ライター

 卵巣明細胞癌患者のファーストライン治療として、上皮性卵巣癌の標準治療であるパクリタキセルとカルボプラチン併用療法(TC療法)とシスプラチンとイリノテカン併用療法(CPT-P療法)を比較したランダム化フェーズ3試験JGOG3017/GCIGで、CPT-P療法も治療選択肢になることが明らかになった。東京慈恵会医科大学産婦人科学の岡本愛光氏らの研究グループが5月30日からシカゴで開催されている第50回米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表した。

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