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S-1が転移を有する乳癌の1次治療のひとつに、タキサン系抗癌剤との非劣性が証明【ASCO2014】

2014/06/03
横山勇生

 転移を有する乳癌の1次治療のひとつとして、S-1が利用できることが明らかとなった。1次治療としてタキサン系抗癌剤とS-1を比較した国内で実施された無作為化オープンラベルフェーズ3試験SELECT BCの結果、OSに関してS-1はタキサン系抗癌剤に非劣性であることが示されたもの。5月30日から6月3日までシカゴで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、四国がんセンターの原文堅氏によって発表された。

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