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KRAS変異のない大腸癌への1次治療で化学療法+ベバシズマブと化学療法+セツキシマブにOSの有意差なし【ASCO2014】

2014/06/02
横山勇生

 KRAS変異のない転移を有する大腸癌を対象に、化学療法+ベバシズマブ、化学療法+セツキシマブのファーストラインレジメンは、生存期間について約29カ月とほぼ同じであることが明らかとなった。フェーズ3試験、CALGB/SWOG80845の結果明らかとなったもの。昨年発表されたFIRE-3試験とは異なる結果となった。5月30日から6月3日までシカゴで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、米University of California San Francisco(UCSF)のAlan P.Venook氏によって発表された。

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