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ネコの眼にも専門医?―ある判決から

2008/06/24

 6月18日東京地方裁判所は、ペットの猫に不適切な治療を行い、後遺症が残ったとして、飼い主の女性が東京都新宿区の動物病院の獣医師院長に治療費や慰謝料など約510万円の損害賠償を求めた訴訟で、約46万円の支払いを命じる判決を下しました。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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