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人生初の卒業旅行、ゲイの街へ

2008/06/20

“卒業旅行”で訪れたのはプロビンスタウン。塔から見下ろした風景。

 6月5日に卒業式を無事終え、HSPHでの全てのカリキュラムが終了した。これからは帰国に向けての準備で忙しくなるが、その前に1泊2日ではあるが、人生初の“卒業旅行”に行ってきた。

 自分が卒業した当時は現在の研修医システムとはやや異なり、3月の医師国家試験が終わってすぐに卒業式で、国試の合格発表が4月の中~下旬、仕事は5月のゴールデンウイークから始まっていたように記憶している。だから、医学部を卒業して約1カ月は休みとなり、同級生のほとんどは海外に卒業旅行に出かけていった。おそらくは医者にとって、この休みは人生最長の休みになるのだろうと思っていた。

著者プロフィール

内山 伸(ハーバード公衆衛生大学院生)●うちやま のぼる氏。1999年佐賀医大(現佐賀大学)卒後、1999〜2001年聖路加国際病院内科レジデント、2001年同チーフレジデント、2002年同病院呼吸器内科。2007年7月留学。

連載の紹介

内山 伸の「ハーバード留学日記」
2007年7月から1年間、米国ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)に留学した内山氏。日々の授業の内容や米国の医療事情、ボストンでの生活を紹介します。

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