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吸入抗コリン薬で心血管死、心筋梗塞、脳卒中リスクが増加

2008/09/27

 吸入抗コリン薬(イプラトロピウム臭化物水和物、臭化チオトロピウム水和物)は、COPD患者に広く処方されている。だが、これらの薬剤が心血管イベントの増加と関連するかどうかは、これまで不明だった。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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