医師は、製薬企業のMR(医薬情報担当者)の中でファイザーのMRに最も高い満足度を感じている――。日経メディカル開発が実施した「製薬企業のMRに関する調査」から、こうした実態が明らかになった。
調査は、今年2~3月に月刊誌『日経メディカル』の読者から無作為抽出した医師1万人を対象に実施。1597人から回答を得た(回収率16.0%)。各社のMRについて、満足度のほか、認知度、接触状況、関係の深さ、情報提供の充実度などを尋ね、ランキング化した。
今回の調査結果で目立つのは国内合併組の躍進だ(表1)。アステラス製薬が満足度でファイザーに次いで2位(前回:藤沢薬品工業4位、山之内製薬5位)、大日本住友製薬が8位(前回:住友製薬17位、大日本製薬21位)となった(前回は2004年に調査)。また、アステラス製薬は認知度では1位となった(文中の順位は、すべて加重平均値によるランキング)。
本調査は、領域別MRとeディテーリングについても調べており、いずれも前回との比較が可能になっている。調査に関する問い合わせは、日経メディカル開発・営業部(TEL:03-6811-8780)まで。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。