日経メディカルのロゴ画像

ここがポイント!JSH2009 Vol.1「血圧の評価とリスクの層別化」
正常高値血圧、II度・第二層に注意を
東北大学大学院薬学・医学系研究科臨床薬学教授 今井 潤 氏

2009/02/10

 2009年1月16日、高血圧治療ガイドライン(JSH2009)が発表された。前回(JSH2004)からの変更点、日常の高血圧診療に生かす場合の注意点を、7人の作成委員に語ってもらう。
 第1回のテーマは「血圧の評価とリスクの層別化」。高血圧の定義、リスク層別化の考え方など、ガイドラインの内容全般に反映されている変更点を今井氏に語ってもらった。一般医からの要望が多かった家庭血圧の降圧目標を示し、正常高値血圧のコントロールの重要性を強く訴えたことなどが主な変更点だ。


家庭血圧と24時間自由行動下血圧測定(ABPM)

血圧値の分類と高血圧のリスク因子

  • 1
  • 2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいる人におすすめ