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『おひとりさまの老後』―男と女、それぞれの場合

2009/02/03

 上野千鶴子先生のベストセラー『おひとりさまの老後』が、一昨年の夏に上梓された際には、すぐに購入して拝読しました。その時は、若い頃からフェミニズムの地平を切り開いてきた上野先生も、ボーボワール女史が「第二の性」から「老い」に関心がシフトしたように、ついにそんな境地に至られたのかなと思いつつ、老後生活のための便利なハウツー書として読みました。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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