厚生労働省と文部科学省の合同検討会が昨年の9月から進めていた、医師の臨床研修制度の見直し作業の最終意見がまとまりました。医師の地域的な偏在を解消し、研修医を診療現場の働き手として早く活用できるようにする目的で、都道府県別に募集定員枠を設定するほか、各科・各課程の研修期間の弾力化により、研修期間を実質的に1年間にすることも可能になります。
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著者プロフィール
竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。
連載の紹介
竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。
この連載のバックナンバー
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2010/08/17
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2010/07/27
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2010/07/20
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