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BMJ誌から
受動喫煙は認知機能障害のリスクを高める
50歳以上の非喫煙者を対象にした英国での研究結果

 喫煙は認知機能障害と認知症の危険因子と考えられている。では、受動喫煙も、認知機能に影響を与えるのだろうか。英国Cambridge大学のDavid J Llewellyn氏らは、50歳以上の非喫煙者を対象に、唾液コチニン濃度を指標とする受動喫煙レベルと認知機能障害の関係を調べる住民ベースの研究を行った。この結果、コチニン値が高いグループでは、認知機能障害の有意なリスク上昇が見られることが明らかになった。詳細は、BMJ誌電子版に2009年2月12日に報告された。

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