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NEJM誌から
慢性リンパ性白血病の診断前にB細胞クローンが出現
患者45人中44人の診断前末梢血で確認

 慢性リンパ性白血病(CLL)は、成熟B細胞性の血液癌だ。危険因子はいくつか同定されているが、原因や発症機序は明らかではない。米国立癌研究所(NCI)のOla Landgren氏らは、CLLと診断された45人の患者から、診断の3カ月から6年前に採血された血液標本を分析し、44人の末梢血にB細胞クローンが存在していたことを明らかにした。詳細は、NEJM誌2009年2月12日号に報告された。

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