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締切迫る! 臨床研修制度パブコメに署名とご意見を

2009/04/01

 私が以前より懸念し、世に訴えていた日本の医師の絶対数不足は、各地の医療崩壊を引き起こし、その結果、ついに臨床研修制度にも大きな影を落とすに至っています。

 既に医学生による「医師のキャリアパスを考える医学生の会」が立ち上がっていることをご存じの方は多いと思いますが、彼らは今、厚生労働省が4月17日まで募集している臨床研修制度の見直し案についてのパブリックコメントに、医学生の立場から提言を提出する予定で、賛同者の署名と意見を集めています(詳細はこちら)。

著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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