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長時間作用型β2刺激薬に抗炎症効果はあるか

2009/03/31

 長時間作用型β2刺激薬(LABA)は、慢性持続型喘息にadd-onで使用することが推奨されているが、in vivoで抗炎症効果があるかどうかについては議論が分かれている。この研究では、LABAがin vivoで抗炎症作用を有するかどうか、吸入ステロイド薬にLABAを加えることで抗炎症に関するシナジー効果があるかどうかを、メタ解析で調べている。

著者プロフィール

牧瀬洋一(牧瀬内科クリニック院長)●まきせ よういち氏。1984年鹿児島大卒後、同大第一内科入局。大隅鹿屋病院などを経て、95年牧瀬内科クリニック(鹿児島県大崎町)開業。98年に有床診化(19床)。

連載の紹介

牧瀬洋一の「内科開業医のお勉強日記」
内科開業医として、呼吸器を中心に地域の患者を幅広く診察している牧瀬氏。JAMA、Lancet、NEJM、BMJをはじめ、主要論文誌をインターネットで読むのが日課。興味を引かれた論文を、牧瀬氏が紹介します。

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