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渡航移植制限が進む中、臓器移植法改正の行方に注目

2009/05/08

 5月18日から27日までジュネーブで開かれる予定の世界保健機関(WHO)の年次総会では渡航移植の制限指針が決議される予定です。既に昨年5月、国際移植学会は、トルコのイスタンブールで開いた国際会議で、移植用臓器の「自給自足」を各国に求める宣言をまとめています。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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