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薬事法改正をビジネスチャンスに―鍼灸師や柔道整復師が薬の販売に参入

2009/06/26

 6月22日付朝日新聞富山版には「薬販売、新資格で参入」という薬問屋が軒を並べる富山らしい話題が掲載されています。今年の6月1日から施行された改正薬事法では、医薬品リスク区分の第二類および第三類一般用医薬品を販売することができる新資格として「登録販売者」が認められることになりました。この登録販売者の資格を取得すれば、風邪薬など大衆薬の大半を販売することができることとなります。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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