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(2009.7.13訂正)
映画『ディア・ドクター』を見て
津田健司(北海道医学生の会、北海道大学医学部6年)

2009/07/07

現在北大医学部医学科6年生。寒い北海道でサーフィンをしながら、医療について考える日々。

 さる6月20日、『ディア・ドクター(6月27日より全国ロードショー)』の試写会と「明日の臨床教育を考える」シンポジウムが慶応大学にて開催された。これは、厚生労働省「医療における安心・希望確保のための専門医・家庭医(医師後期臨床研修制度)のあり方に関する研究班」の班長であった土屋了介氏(国立がんセンター中央病院長)が中心となって、市民・医学生・研修医・医師が一緒に「頼れる医師を育てる研修制度、新しい医療の形」を考えるべく企画したものだ。

 試写会の後のシンポジウムは2部に分かれており、第1部は監督の西川美和氏、発起人の土屋了介氏、医療監修の太田祥一氏(東京医科大学)の鼎談、第2部は家庭医、開業医や医学生、研修医らのフリートークである。鼎談において西川美和監督は本作「ディア・ドクター」を撮影した契機についてこう語っていた。

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