※今回の記事は村上龍氏が編集長を務めるJMM (Japan Mail Media)7月1日発行の記事(「第34回 医系技官改革:舛添人事の舞台裏」)をMRIC用に改訂し転載させていただきました。
【医療界に衝撃を与えた舛添人事】
6月26日、舛添要一厚労大臣は閣議後記者会見で、厚労省幹部人事についての骨格方針を発表しました。事務次官と社会保険庁長官の2人が退任するほか、医系技官の指定ポストだった医政局長に事務官である阿曽沼慎司・社会・援護局長を起用し、医政局長であった外口崇氏は保険局長に横滑りしました。
今回の人事の特徴は、厚労省内の文官、医官という縦割りに楔を打ち込んだことです。その目的を、舛添氏は以下のように語っています。
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