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JAMA誌から
内視鏡下ヘルニア摘出術は通常の術式に優らず
機能改善では差なし、痛みと回復では通常術式にやや劣る

 椎間板ヘルニアに起因する坐骨神経痛に対するヘルニア摘出術の低侵襲化が進んでいる。オランダMedical Center HaaglandenのMark P. Arts氏らは、より低侵襲な内視鏡下摘出術(tubular diskectomy)と通常の顕微鏡下の椎間板切除術(microdiskectomy)の1年間の臨床転帰を比較する無作為化試験を行い、機能、痛みなどの回復において両群間に差がないことを明らかにした。詳細は、JAMA誌2009年7月8日号に報告された。

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