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意外と強力な医療ADR―紛争解決の手段として定着するか?

2009/08/04

 地元弁護士会から届いた通達に、「当地弁護士会にも医療ADRができたので、申し立てには所定の用紙を使ってください」との指示が載っていました。東京など全国各地で少しずつ医療ADRの立ち上げが始まっていると聞いていましたので、ついに私の地元でも始まったかと感じています。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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