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日経メディカル開発 製薬企業の企業イメージ・MR調査
武田薬品が製薬企業イメージ1位に
(2009.8.11訂正)

 日経メディカル開発は8月10日、医師を対象にした「製薬企業のイメージ調査」、「製薬企業のMRに関する調査」、「医家向け医薬品調査」の結果を発表した。「イメージ調査」では昨年と同様に、武田薬品工業がトップ。MR満足度では第一三共が昨年4位から1位の座を獲得した。各調査の実施期間は2009年の4月~5月。主な結果は以下の通り。

製薬企業の企業イメージ調査

 医師に対して44社の製薬企業について「新製品開発に熱心」、「優れた製品が多い」、「ユニークな製品を持っている」、「要望に迅速・柔軟に対応する」、「MR活動が熱心」、「役に立つ情報を提供する」、「信頼性がある」、「将来性がある」、「世界に通用する企業である」という9つのイメージ項目に合致すると思うかを聞いた。9000人の医師に調査表を送付し、2077人から回答を得た(回収率23.1%)。

 9項目を合計したスコアのベスト10は表1の通り。昨年、一昨年に続いて武田薬品工業が1位を維持。2位は昨年と同じくファイザー、3位はアステラス製薬だった。昨年と同様、1位と2位のスコアは大きな差があり、昨年の41.3ポイントから45.4ポイントとさらに広がった。武田薬品工業は去年よりも8.3ポイントが上昇しており、トップ10の中で最もスコアが伸びている。

 10位以下では田辺三菱製薬が18位から12位(ポイントは116.6から128.7)と大幅に順位とポイントを上げた。合併から1年半が経ち、相乗効果が出てきたことが順位が上昇した要因であると考えられる。

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