肝斑の診療では、トラネキサム酸とビタミンCの内服や、レチノイン酸、ハイドロキノンの外用などが標準的治療法として広く行われているが、美容を専門とする皮膚科クリニックの中には、独自の治療方法を取り入れているところもある。
トラネキサム酸配合のオリジナル軟膏を開発
アヴェニュー六本木クリニック(東京都港区)では、トラネキサム酸を主体とした肝斑の治療を行っている。「肝斑の原因はまだよく分かっていないが、何らかの原因で微弱な炎症を起こしている状態と考えられている。このため、抗炎症薬のトラネキサム酸が有効で、基本的にはレーザー治療は行わない」と、同クリニック院長の寺島洋一氏は話す。
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