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民主党は開業医がお嫌い?

2009/10/27

 先日、このブログで、出産一時金に関する話題をご紹介しました(2009.10.9「政権交代で右往左往の医療予算」)。健康保険組合などから被保険者へ出産育児一時金が支給される現行の還付型の支払い方式から、代理契約によって医療機関へ直接支払う方式に変わることで、分娩を扱う医療機関では制度の開始直後の10月から約2カ月間、現金収入が大きく減少することが問題視されているという話です。

著者プロフィール

竹中郁夫(もなみ法律事務所)●たけなか いくお氏。医師と弁護士双方の視点から、医療訴訟に取り組む。京大法学部、信州大医学部を卒業。1986年に診療所を開設後、97年に札幌市でもなみ法律事務所を開設。

連載の紹介

竹中郁夫の「時流を読む」
医療のリスクマネジメントを考えるには、医療制度などの変化に加え、その背景にある時代の流れを読むことも重要。医師であり弁護士の竹中氏が、医療問題に関する双方向的な意見交換の場としてブログをつづります。

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