日経メディカルのロゴ画像

NEJM誌から
HIV-1ワクチンが一定の感染予防効果を示す
2種類のワクチンを用いてタイで行われた臨床試験の結果

 安全で有効なHIV-1予防用ワクチンが強く求められているが、開発は難航している。タイ疾病管理センターのSupachai Rerks-Ngarm氏らは、プライム・ブースト法を用いて2種類の実験的なHIV-1ワクチンを健康な若い成人に投与し、その後のHIV感染率を偽薬群と比較する無作為化試験を行い、ワクチンの有効率は31.2%という結果を得た。詳細は、NEJM誌電子版に2009年10月20日に報告された。

この記事を読んでいる人におすすめ