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私がレセプト開示を求めてきたわけ

2009/11/12

 政権が交代した後、中央社会保険医療協議会中医協)が10月30日に再開されました。委員交代の人事のためです。今回の政権交代によって、任期の切れ目になっていた委員の多くが、厚生労働大臣や政務三役の主導の人事で交代になりましたが、私は引き続き委員を務めることになりました。今後、2月中ごろまで基本的に週2回のペースで開かれ、2年に一度の診療報酬改定に向けての議論を行っていきます。

著者プロフィール

勝村久司(中央社会保険医療協議会委員、高校教諭)●かつむら ひさし氏。1990年、陣痛促進剤を使った出産で長女を失い、その医療裁判を機に市民運動に取り組む。「医療情報の公開・開示を求める市民の会」世話人。

連載の紹介

勝村久司の「『患者本位』とは何か」
医療事故や薬害の被害者団体などで市民運動を続ける一方、さまざまな職種の医療関係者とも交流を続つ勝村氏が、医療に強い関心を持つ「一般市民」の視点で本来あるべき「患者本位の医療とは何か」について語ります。

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