ご無沙汰しました。土屋です。見直された新臨床研修制度によるマッチングの結果について、私の見解を述べたいと思います。報道では「今回のマッチングでは大学での研修医が少し増えた」とされていますが、厚生労働省の委員会で大学側の委員が期待していたほどには増えませんでした。もっとも、微増していますから、大学側は文句は言えない。だから、「見直されたけれど大きく動かなかった」今回の結果は、私はむしろ良かったと思っています。
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著者プロフィール
土屋了介(国立がんセンター中央病院院長)●つちや りょうすけ氏。1970年慶応義塾大卒。慶応病院外科、国立がんセンター病院外科を経て、2006年より現職。
連載の紹介
土屋了介の「良医をつくる」
「良医を育てる新しい仕組みをみんなで作り上げよう」。医学教育、専門医制度の論客として知られる土屋氏が、舛添厚労大臣直轄の会議と同時進行で議論のタネを提供。医師、医学生、医療関係者から広く意見を募ります。
この連載のバックナンバー
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