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《連載第2回》
痛みの強度を表現するには

2009/12/01
高橋玲

 痛みの程度は、客観的にはとらえにくいが、視覚アナログ尺度visual analogue scale (VAS、10cmの線上の位置で判定)、点数法(痛くない=1点~耐えられない痛み=5点までの5段階)、フェイススケールface scale(6段階の顔の絵)などが考案されています。いずれも客観性という点では、完全な測定方法とはいえません。

 痛みの強度は、次のような形容詞で表現されます。

著者プロフィール

高橋 玲(同志社女子大学薬学部医療薬学科教授)●たかはし れい氏。病理専門医・細胞診専門医。1980年神戸大学医学部卒後、同病理学教室。94年京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座准教授。2009年より現職。

連載の紹介

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