日経メディカルのロゴ画像

乳癌の初期治療は「リスク分類」から「治療の閾(しきい)値設定」の時代に【乳癌学会2009】
―生物学的特性に基づいた乳癌の初期治療の組み立て―

2009/07/30

 乳癌の初期治療で再発予防を目的として行われる薬物療法は、過去のエビデンスから最新の遺伝子学的アプローチに関するさまざまな知識や経験が集積され、専門家によるコンセンサスを得て作成される治療指針、すなわちガイドラインに則って行われる。代表的な治療指針の一つが、隔年毎にスイスで開催されるSt. Gallen(ザンクトガレン)コンセンサス会議である。

 7月3日から4日に東京で開催された第17回日本乳癌学会学術総会のランチョンセミナー「乳癌の初期治療の基本的な組み立て方」(共催:ファイザー)では、腫瘍内科医で、St. Gallenコンセンサス会議でアジア人初のパネリストを務めた浜松オンコロジーセンターの渡辺亨氏が、症例を設定して薬物療法の組み立て方を具体的に解説し、さらに個別治療を実践するための個別判定アプローチを紹介した。

詳細はこちら(PDFファイルを別ウィンドウで開きます)

  • 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいる人におすすめ