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「治療の個別化」の実現に近づく大腸癌化学療法【消化器外科学会2009】
KRAS野生型・肝転移症例の肝切除にセツキシマブが寄与する可能性

2009/08/18

大腸癌化学療法における分子標的薬として、国内では ベバシズマブに続き、抗ヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)抗体製剤のセツキシマブ(商品名:アービタックス)が承認され、2008年9月に発売が開始された。2008年10月に改訂された米国National Comprehensive Cancer Network(NCCN)のガイドラインでは、それまでセカンドラインとして位置づけられていたセツキシマブのファーストラインでの使用が推奨され、どのラインでも使用可能となったセツキシマブに対する期待は高い。

 7月16日から18日に大阪市で開催された第64回日本消化器外科学会総会のランチョンセミナー「これからの大腸がん化学療法~Personalized Therapyの幕開け~」(共催:メルクセローノ/ブリストル・マイヤーズ)では、大阪医科大学化学療法センター教授の瀧内比呂也氏が、治療の個別化に向けて新たな時代に入った大腸癌化学療法の現状と今後の可能性について解説した。

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