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第81回日本胃癌学会総会
【訂正】胃癌化学療法の現状と今後【胃癌学会2009】
日本からどのようなエビデンスづくりをすべきか?

2009/03/25

 わが国の胃癌化学療法はS-1を中心に標準的治療が確立しつつある。海外で行われたFLAGS試験でS-1+シスプラチンの優越性は証明されなかった。しかし、この結果のみで日本で得られたエビデンスが揺らぐことはなく、改訂中の「胃癌治療ガイドライン(案)」でも、切除不能再発胃癌の初回治療にはS-1+シスプラチンが推奨されている。

 「欧米からいろいろな胃癌の試験のデータが出てくるが、日本とは手術成績が圧倒的に違う。周術期補助化学療法も含めた集学的治療に関しては、日本独自のデータを作っていかざるを得ない」。静岡がんセンター消化器内科の朴成和氏は、第81回日本胃癌学会総会のランチョンセミナー「胃癌化学療法の現状と今後-日本からどのようなエビデンスづくりをすべきか?-」で、こう話した。


詳細はこちら(PDFファイルを別ウィンドウで開きます)

■1月7日に以下の訂正を行いました。
PDFファイルの9ページ目にある図で、KDOGのDocetaxelの投与量が70mg/m2となっていましたが、40mg/m2の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

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