全国保険医団体連合会(保団連)は2月18日、厚生労働大臣などに対し、予防接種行政の早急な改善を求める要望書を提出。国内で既に認められているワクチンの定期接種化や公的負担の実施、不活化ワクチンの実用化の必要性を訴えた。
現在国内で、予防接種法に基づいて小児への定期接種(一類疾病)が行われているのは、ジフテリア・百日咳・破傷風の3種混合(DPT、トキソイドまたは成分ワクチン)、ポリオ(生ワクチン)、麻疹・風疹2種混合(生ワクチン)、日本脳炎(不活化ワクチン)。65歳以上の高齢者に対する季節性インフルエンザワクチン(不活化ワクチン)接種も、定期接種(二類疾病)に指定されている。また、結核予防法に基づいて結核(BCG、生ワクチン)の定期接種が行われている。
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