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セルジオ越後氏が見た「日本サッカー界の危機」と医療崩壊

2010/03/23

 先月2月13日に、埼玉県県民健康センターで埼玉県医師会勤務医部会が開催されました。今回の会合は県内の勤務医が集まって埼玉の医療問題を話し合うことが目的でしたが、土曜の午後のせいか、忙しい勤務医はこのような活動に関心が低いためか、会場は閑散としていました。

 そんな中で印象深かったのが、日本サッカー協会強化委員のセルジオ越後氏による特別講演です。「W杯の楽しみ方と日本代表の挑戦」と題されたこの日の講演は、サッカーを通して見た日本人のあり方が的確に指摘されており、医療崩壊を阻止する上でも大変参考になる点が多いものでした。

 以下に、その内容の一部をご紹介いたします。


著者プロフィール

本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。

連載の紹介

本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。

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