原因不明の反復流産において、生児出生率を高められることが証明された治療は現在のところない。アスピリンと低分子ヘパリンの併用やアスピリンの単剤投与がしばしば行われているが、流産予防に役立つかどうかは明らかではない。そこで、オランダAmsterdam大学のStef P. Kaandorp氏らは、アスピリンと低分子ヘパリンの併用が流産予防に役立つかどうかを調べる無作為化試験を行い、偽薬との間に有意差なしという結果を得た。論文は、NEJM誌電子版に2010年3月24日に報告された。
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