経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を行う際の出血予防策として、止血デバイスとビバリルジンの併用が、用手圧迫のみの場合に比べて出血を有意に抑制することが、米Saint Luke's Mid America Heart InstituteのSteven P. Marso氏らの研究で明らかになった。ただし実際には、出血リスクの高い患者に対してこの方法が適用されている頻度が少ないことも判明した。論文は、JAMA誌2010年6月2日号に掲載された。
海外論文ピックアップ JAMA誌より
JAMA誌から止血デバイスとビバリルジンの併用でPCI時の出血リスクが62%減用手圧迫との比較、米国でPCIを受けた150万人についての検討
2010/06/21
大西 淳子=医学ジャーナリスト新規に会員登録する
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