百日咳の診断基準は、日本小児呼吸器疾患学会と日本小児感染症学会が07年4月に発表した「小児呼吸器感染症診療ガイドライン2007」の中で示されている。「百日咳診断の目安2006(案)」がそれだ。現在は、これを基に国立病院機構福岡病院統括診療部長の岡田賢司氏が改良を加えた「百日咳診断基準(案)2008」が公表されており、成人の診断の参考にも使われている(図1)。ただし、臨床現場での確定診断は難しいのが実情だ。
特集●百日咳診断・予防の最新情報
特集●百日咳診断・予防の最新情報 Vol.2悩ましい百日咳の診断、家族歴と発作性の咳込みがポイントLAMP法による遺伝子診断に期待集まる
2010/02/25
久保田文=日経メディカル新規に会員登録する
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