去る6月29日(火)の13時15分から14時45分にかけて、長妻昭厚生労働大臣が、医療クラーク(医療秘書)の視察のために済生会栗橋病院を訪れました。
実は、この視察は当初4月初旬に予定されていたものですが、国会開催中であったためか、直前に延期となっていました。「大臣視察」は私にとって初めての経験でしたので、その模様を報告します。
当日視察に来られたのは、長妻大臣(+秘書官2人・SP1人)、山井政務官(+秘書1人)、阿曽沼医政局長、杉野医事課長、厚生労働省広報室の職員1人、そしてプレス6社(朝日、日経、共同、NHK、じほう、キャリアブレイン)。さらに警備要員として埼玉県警から6人、地元の幸手警察から9人が参加しました。
ものものしい雰囲気の中、視察は以下のような分刻みで行われました。私は3番目の視察ポイントとなった外科病棟で待機していましたので、外科病棟での視察を中心に紹介します。
○11時45分:長妻大臣、首相官邸発
○13時15分~18分:大臣一行病院到着、院長らが大臣を出迎え
○13時20分~35分:小児科外来で医療クラークによる入院時や退院時の計画書発行や紹介状作成の代行業務を見学
○13時40分~55分:医療秘書の診断書作成(医療保険等)代行業務を見学
○14時00分~15分:いよいよ私の出番です(病院3階の外科病棟)
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著者プロフィール
本田宏(済生会栗橋病院院長補佐)●ほんだ ひろし氏。1979年弘前大卒後、同大学第1外科。東京女子医大腎臓病総合医療センター外科を経て、89年済生会栗橋病院(埼玉県)外科部長、01年同院副院長。11年7月より現職。
連載の紹介
本田宏の「勤務医よ、闘え!」
深刻化する医師不足、疲弊する勤務医、増大する医療ニーズ—。医療の現場をよく知らない人々が医療政策を決めていいのか?医療再建のため、最前線の勤務医自らが考え、声を上げていく上での情報共有の場を作ります。
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