第7回は、第1回から第5回までに関して、二木立、川渕孝一、井伊雅子という3人の経済学者から意見を求めた。各氏ともに医療費財源の確保の必要性については同意するものの、その財源確保についてはアプローチが異なる。二木氏はレポートで展開されている「任意支払い」の限界について、川渕氏は医療財源として医療貯蓄口座の導入を、井伊氏は消費税増税前に必要な税制作りを説く。
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著者プロフィール
ルードヴィヒ・カンツラ(マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン)●オックスフォード大学にて経済学修士・博士号取得。1995年より日本在住。2001年マッキンゼー入社。アジア諸国(主に日本)でのヘルスケア分野を主に担当。
連載の紹介
医療制度改革のヒントを探る
マッキンゼーが、日本国内の医療制度について2008年末に独自にまとめたレポート「医療制度改革の視点」の内容を順次紹介していきます。ぜひ一緒に考えてみてください。本連載の意義と目的については、こちらをご覧ください。
この連載のバックナンバー
2011/04/21
2011/03/15
2011/02/01
2010/11/16
2010/10/05